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退院してちょうど1ヶ月が過ぎました。
退院時に、病院の先生から
「手術をしたことによって切迫早産や流産の可能性が高くなるので
退院後は家で安静にしてください。
抱っこもしないようにお願いします。」
と言われていたので、かなりビビりながら過ごしていました。
自転車は危険ということで、sanの送迎も買い物もすべて歩き。
sanに抱っこをせがまれても、我慢我慢。
外で大泣きされても、ひっくり返ってだだこねても、お菓子やジュースで誤魔化したり。
sanはかわいそうだけど、これでまた入院とかなったら大変だし
我慢してもらうしかないのです。
傷はもう全く痛まないし、大丈夫だと思うのですが・・・
ストレスがたまっているsanは、ますますワガママになるし
口が達者になってきたから、口応えも立派です。
平日は保育所で先生に抱っこしてもらい、土日はrokさんに抱っこしてもらい
彼女なりに、頑張って我慢しているようです。
朝起きてから、rokさんが出勤するまでの時間が、ますます貴重なものに。
「san!お父さん、もう行ってしまうで!」と言うと
慌ててrokさんの所へ駆け寄り「抱っこして~」と抱きついていきます。
なので、rokさんが出張でいなかったりすると、朝から機嫌が悪くて悪くて困ります(><)
あと、4ヶ月の我慢!
でも産まれてからの方が、sanの我慢は増えるんでしょうね。
両家初孫だったので、今までチヤホヤされてきたsanにとって
赤ちゃんの存在は、どんな感じなんだろう・・・
女の子だし、しっかりお姉ちゃんしてくれそうな気もするけど
親の見ていないところで、赤ちゃんを踏んづけたりもしてそう(笑)
赤ちゃんの誕生も、sanの成長も楽しみです。
病名 右卵巣嚢腫合併妊娠16週
一般的には、回復までの時間や入院期間が短く、傷も小さく、痛みの少ない「腹腔鏡手術」で行いますが
私は妊娠しているため、胎児への影響が少ない半身麻酔の「開腹手術」を勧められました。
【入院前日】
夕方、実家の父と母がsanを迎えに来てくれました。
お気に入りの毛布や、おもちゃなど、いっぱい持たせて、バイバイ。
sanは、大好きなジジババの家に遊びに行けると思って、機嫌よく車に乗って行きました。
【入院当日】
タクシーで病院へ。
看護婦さんに「一人で来たの?」と驚かれる。
6人部屋に案内されるが、私を含めて3人だけ。ラッキー。
妊婦だけど、つわりもなく、元気なだけに、退屈な一日を過ごす。
rokさんの本棚から借りてきた漫画「ブラックジャック」をひたすら読む。
看護師による剃毛とおへその掃除、
主治医より手術の説明、麻酔科医より麻酔の説明がある。
明日の手術のことよりも、絶食に耐えられるかどうかが気になって仕方がない。
0時から絶食開始。明日の9時からは絶水。
病院食は意外とおいしい。
妊婦用だから、特に味も薄くはないし、量も少なくないし。
絶食開始直前、菓子パンを食べる。
【手術当日】
朝から浣腸→トイレ。点滴開始。
手術開始は夕方と言われていて、正確な時間はわからないのでベッドで待つしかない。
rokさんから借りてきたipodで映画を見ながら手術を待つ。
12:00
今朝出張から戻ってきたrokさんがやってくる。
手術時間までまだ時間があるので、一度帰宅してもらい、14時半に再度来てもらう。
お腹がすいてたまらない。
15:00
看護婦さんが病室に呼びに来る。
手術室へ車いすで移動。
この時点では、手術よりも空腹が気になる。
手術室のドアが開き、車いすからベッドに移る。
いくつかの手術室を横目で見ながら、自分の手術が行われる手術室へ到着。
手術台へ移動させられる。
15:30 手術開始
医師2名(主治医+もう1名)も麻酔科医1名も看護師もすべて女性。
手術台に移されちょっと緊張していたけど、女性スタッフの気遣いでなごむ。
血圧、心電図、脈拍など色々縛られて、身動きできない状態になる。
前日の説明通り、麻酔を2種類。
まずは、硬膜外麻酔。
(背中から直径0.5mm程度の細い管を入れる。術後も数日つけたままの状態で、鎮痛薬が入れられる)
この管を背中に入れるのに、かなり時間がかかった。
うまく管が入らないようで、やり直す。
ようやく管が入り、次は腰椎麻酔。
だんだん下半身の感覚が鈍くなっていく。
冷たいガーゼをお腹にあてて「冷たいですか?」と聞かれる。
触れている感触はあるが、冷たくはない。
次は、主治医がお腹をつねり「痛いですか?」と聞かれる。
かなり強くつねっているらしいけど、全く痛くはない。
でも、さわられている感じはわかる。
このさわられている感触は、麻酔がきいてきても、ずっとわかるらしい。
麻酔がきくまでしばらく待つ。
ここで、尿管も入れる。
16:30
開腹(へその下から10㎝ぐらい切開)
首から下は隠されていて自分では見えないけど、麻酔科医がずっと手術状況を説明してくれる。
この時はまだ、麻酔科医と笑って話す余裕もある。
右卵巣嚢腫のみを切除、摘出。
ここらへんから、かなり気持ち悪くなり、吐き気がする。
麻酔科医に訴えると
「麻酔をしていても、お腹の中を触って動かしているからどうしても気持ち悪くなります。
麻酔では、その気持ち悪さはおさえることができないんです。」という説明。
「吐く人もいるんですよ。」と言って吐くための容器を持ってきてくれる。
両手縛られて、寝ている状態でどうやって吐くの??と疑問に思いながらも
気持ち悪くて気持ち悪くて、それどころじゃなかった。
左卵巣も一度、取り出し、嚢腫がないか確認してから元に戻す。
もうなんでもいいから、早く終わってくれ!!と真剣に思う。
気持ち悪すぎて、麻酔科医の励ましも聞こえない。
吐きたいけれど、吐けなくて、どうしようもない状態が続く。
やっと閉腹。
といっても皮膚だけではなく、腹膜・筋肉などひとつずつ縫合していくので時間がかかる。
17:30
手術終了
まだ気持ち悪い状態。
お腹の上から、赤ちゃんの超音波写真を撮影。
元気に動いているのが確認できて、安心感から少しだけ気持ち悪さを忘れられた。
手術台からベッドへ移され、手術室を出る。
rokさんが待っていて、主治医から摘出物を見せられて説明をうける。
その間私は、病室用のベッドに移され、手術衣から病衣着替えさせられていた。
rokさんと一緒に病室へ移動。まだ気持ち悪い。
ナースステーションに近い2人部屋へ入る。
病室でやっと吐く。
絶食していたから、出るものはない。少ししか吐けない。
吐いてもまだ、どうしようもなく気持ち悪い。
下半身は麻酔が効いているので動けない。これがまた気持ち悪い。
看護師に「座りたい」とか「体勢を変えたい」とか無理なことを言ってみたりする。
無事手術が終わったことを実家に連絡してもらうようにrokさんへ頼む。
しばらく病室に一人になると少し眠れた。
この少しの睡眠が良かった!
気持ち悪さがマシになっていた。
rokさんは自宅へ帰る。
しばらくすると、だんだん右足は動くようになってきた。
20:00
両足が動く。
といっても、寝たままの状態で、自由に動けないのでつらい。
早くぐっすり眠りたい。
21:00
麻酔が切れてきて、お腹の痛みに耐えきれず、ナースコール。
右肩に筋肉注射をしてもらう。
しばらくすると痛みが和らぎ、やっと眠れる。
23:00
痛くて目が覚める。再度ナースコール。
筋肉注射は時間をあけないとできないと言われ、硬膜外麻酔(鎮痛剤)の量を増やすことに。
30分ほどで痛みはマシになり、朝6時ぐらいまで眠れた。
【術後1日目】
朝、看護士が体勢を変えてくれるが、まだ起き上がれない。
主治医と麻酔医が様子を見に来てくれる。
お昼までぼーっと過ごす。
看護師が尿管を外しに来る。
rokさんが来る。
昼食(おかゆ)を完食すると、急に元気になる。
トイレまで、歩行練習。
点滴をしているので、動きにくいし、傷口は痛むし、めんどくさい。
夜はやはりお腹が痛むので、あまり眠れない。
昨日と同じ、筋肉注射をしてもらう。
昨夜はお腹の傷が痛むだけだったが、この日は右のお腹の中が痛む。
【術後2日目】
主治医が休みのため、別の医師が硬膜外麻酔の管を背中から外す。
右腹の中が痛いと訴えるが、手術したのだから色々痛むものだと冷たい返答。
昼間はあまり痛まないので、食事もしっかり食べられる。
図書館で借りた本を読んで過ごす。
夕方、rokさんが来る。
初めての胎動を感じる。
夜、寝てしばらくするとやはり痛む。
寝ていると、昨夜と同じように、傷ではなく右腹の中が痛む。
ナースコールで相談。
筋肉注射ではなく、内服の痛みどめを飲む。
朝方また痛むので、再度内服薬を飲む。
【術後3日目】
朝、主治医が来る。
右腹の中の痛みの原因は、やはり卵巣を一部切除したからだと言われる。
ブラックジャックのように、メスを置き忘れているのではないかと思ったが
この痛みも、傷口と同じく「日にち薬」だと言われる。
昼前、点滴は取れるがシャワーはまだ無理。
昼間は本を読んだり、ipodで映画を見て過ごす。
隣のベッドの人が大部屋へ移動。2人部屋を独り占め。
一人になったので看護師の出入りがほとんどなくなり、
消灯時間になっても部屋の電気を消しに来ない。
夜、薬を使わなくても眠れた!
【術後4日目】
昨日夕方から看護師が部屋に来なくなり、かなり放置状態。
暇過ぎて、持ってきた本をどんどん読んでしまう。
シャワーの許可が出て、スッキリ!
午後、近所のママ友がお見舞いに来てくれる。
【術後5日目】
大部屋へ移動。
6人部屋で、全部うまっている。かなり窮屈。
sanが一時保育の日なので、実家の母がお見舞いに来てくれる。
夜、rokさんがマンガや着替えなどを持ってきてくれる。
【術後6日目】
今日は、赤ちゃんの検診。
超音波写真を撮ってみるが、まだ性別は分からない。
【術後7日目】
主治医より、退院前の診察・指導がある。
傷口に貼っているテープをはがす。抜糸はない。
摘出物の写真を見せてもらう。
かなり鮮明に撮れていて、気持ち悪かった・・・
ゴルフボールぐらいの大きさだったらしい。
【退院当日】
10:00
rokさんが迎えに来てくれる。
タクシーで久々の自宅へ。
お昼は近所にお寿司を食べに行きました。
病院食は全体的においしかったけれど、さすがに刺身は出ませんからね。
久々のナマモノ。うまかった~
夕方、実家へ移動してsanと久々の再会を果たしました。
うちほんまに2回も良く堪えたやろ。
旦那さんは三人子供欲しいらしいからたぶん
あと1回は体験せなあかんけど、この恐怖はかんがえるでけでもうイランって思ってまうわ。
naも元気になって着てよかったね。
来月ぐらい会えたらいいな。
sanさん生まれてからのほうがわがままストレスパワーアップするで。
かけるも今ようやく落ち着いてきたところやもん。やっと一緒にあそべるかなってくらい。
まだうちもnaのところも上が保育園通ってるからぜんぜんましやできっと。
二人目はほんと適当になるし、忙しさは2.3.4.5倍やけど、やっぱり二人で遊んでたりわらってるの見ると疲れ吹っ飛ぶよ。
お産の場合は後腹もあるし、もっと大変なんかな。
なんとしてでも、普通分娩で産みたい!
もう切腹は勘弁です・・・
san一人でも毎日ぐったりしてるのに、二人も子育てできるかしら・・・
うちも三人計画やから先は長いわ(><)
改めて「よく頑張ったね!!」と思いました。
痛みに弱そうなnaなのに・・・これも母親パワーなのかな。
sanちゃんはきっといいお姉ちゃんになるよ!
すでに面倒見よさそうな感じするし。
正月休みに会えるのたのしみにしてまーす。
なんとか耐えたけど、ほんま弱っちかったわ。情けない(TT)
正月、久々に会いたいわ
ま、全員は無理でも会いましょ~
とっても大変な思いをしたみたいで…
なんにも知らなくって…
体調は大丈夫?
sanちゃんのことも気にかかるけど
何より自分のからだが大事だから
しっかり回復して
それからsanちゃんと新しい生命を迎えてね
もう、めっちゃ元気やで!
てんしくんこそ元気にしてるん?
久々に会いたいわ~
なかなか手術終わらんから余計イライラしてん(笑)
ブラックジャックみたいに、もっと素早く取り出して、
早くお腹閉じてしまってよ!!!
って、手術中に何度も思ったわ。
性別まだわからんねんけど、来週の検診でわかるかもって言われてます。
お楽しみに~
痛々しい日記やったぁ。。。
一人で病院 行ってんなぁ。
えらい!
大分 普通の生活に戻ってきた感じですか?
赤ちゃんも元気みたいで何よりです。
SAちゃんをだっこできないのは 本当につらいね。
でも SAちゃんも ちいさいながらに 分かってると思うよ。
もう少しの辛抱だ!がんばれ~!
次はいつ会えるんかな?
私が妊婦のうちに帰っておいでよ~